エキスパート Expert

マーチャンダイザー
菊地 広明(POOLSIDE事業部)
kikuchi Hiroaki マーチャンダイザー 菊地 広明(POOLSIDE事業部)

「店舗とコミュニケーションを取り店長経験を活かした判断を」

店舗での店長経験を活かし、マーチャンダイザーの職務を担当しています。マーチャンダイザーの主な業務は、一言で言えば「商品のセレクト、発注」です。市場の流れや店舗の来店客層をもとに流行を予測し、どの商品をどれだけ作るか、どの店にどのくらいの量を仕入れるかなどを、半年以上前に決めていきます。また、商品計画の他、宣伝企画や広告、販売にも携わる為、情報収集力をはじめ感性や営業手腕も求められる非常にやりがいのある仕事です。この仕事は各店の店長やスタッフとのコミュニケーションで得た情報だけでなく、同業他店の情報、アパレルショップの定点観測などから得た情報やヨーロッパ、アメリカなどのファッショントレンド情報など様々な内容を分析する必要があります。また、他部署と連係して作成した商品発注計画と照らし合わせながら未来を予測し、ブランドにあわせた戦略的な商品のセレクトと発注を行っていきます。まさに、頭は右脳と左脳を常にフル回転という状況になりますが・・・(笑)

そこで役に立っている事が、店舗での販売経験と店長経験です。商品を購入して頂く「お客様」と直に接し接客販売をしていた経験や、店長として様々なお客様の特徴を見極め商品レイアウトを構成していた経験は、実際に商品をセレクトする時や発注する時に一番優れた経験則になっています。逆にその経験がなければこの仕事は務まらないと言っても過言ではありません。私は幸いにも現在のマーチャンダイザーという職務は2度目になります。その間に経験した店長職は1度目のマーチャンダイザー職を経ての仕事でしたので、そこで経験できた商品に対するお客様の笑顔や残念そうな顔、スタッフの一喜一憂する姿を店長としてマーチャンダイザーとして両方の視点で体感できた店長職期間でした。そのため、今では自分の発注した商品でお客様とスタッフが喜ぶ姿を浮かべながら自信を持ってマーチャンダイザーの仕事を行えています。

この仕事は好奇心旺盛で積極的な性格の人が向いていると思います。また商品の売れ行きが売上に直結するので非常に責任が重いですが、「常に先を考える仕事」なので後ろ向きにならないタフなタイプの方もおすすめです。商品発注はその年、その年のシーズンで行っていくので、そのシーズンの変化に対応しながら仕事をしています。うまくいくシーズンもあれば、うまくいかないシーズンもあります。私は野球観戦、特に高校野球が好きで球場に足を運ぶことが多いのですが、ある高校の元監督さんがおっしゃった「登った山は必ず下りてこなければならない。そして、また新しい山に登り始める」という名言があります。その言葉のおかげで、前向きに楽しく新しいシーズンに登り始めて行けている気がします。

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